求職者を求人企業に紹介し、入社が決定して初めて売上を得る人材紹介業において、 求職者をいかに自社の紹介する求人に応募してもらうかということは 非常に重要な要素となります。
厚生労働省の資料では、2023年時点で職業紹介事業所の数は31,237カ所と発表されており、その数は年々増加する一方です。
売り手市場の市況感で、求職者は複数の人材紹介会社を併用しているケースがほとんどのため、求職者側からすれば、複数の人材紹介会社から同じ企業の同じ職種の求人を提案された、ということも往々にしてあるでしょう。
競争の激しい人材業界で生き残るためには、上記のような場面で、求職者がどの人材紹介会社経由で応募するか悩んだ時に、選ばれる人材紹介会社にならなければなりません。
そもそも、提案する求人が求職者の希望にマッチしていなかった場合、提案した求人への応募意思をもらうことは難しいでしょう。 求職者にマッチする求人を選定するためには、面談でしっかりと求職者と対話をすることが大切です。 面談時のポイントはこちらの記事で解説しています。
また、求職者からヒアリングした内容をもとに、自社にある求人票をしっかりとリサーチすることが大切です。 求人票についても、前提として企業の要望がしっかりと求人票に反映されていることが重要になります。求職者からの応募を促進するためにも、求人票の作りこみはしっかり行いましょう。 求人作成時のポイントはこちらの記事で解説しています。
ピックアップした求人票を紹介する際には、求職者に応じた訴求方法が大切です。
例えば、紹介したい求人が沢山ある場合、 大量の求人票を一気に紹介してしまうと、求職者がチェックをしきれない可能性があります。
まず最初に、求職者の希望に対するマッチ度が高い求人を紹介する。
次に、求職者の希望にマッチしつつ、求職者の経験・採用要件を踏まえた上で、選考突破の確度が高そうな求人を紹介する。
最後に、求職者の希望を全て満たしてはないものの、求職者の経験を活かせる求人を紹介する。
など、いくつかのグループに求人票を仕分けし、段階的に紹介&応募意思を獲得していくとスムーズです。
一方で、紹介できる求人が少ない場合、 まず、提案できる求人が少ない理由をしっかりと求職者に伝えることが大切です。
その理由が、年齢や、経歴、目指している職種の求人が少ない、などであれば致し方ないですが、 希望年収が高すぎる、待遇に関する要望が高い、などといった場合は、求職者の気持ちに寄り添いつつ、現実を伝え、条件の緩和を提案して、紹介求人の幅を広げていく必要があります。
いずれにせよ、この時に重要なのは 「なぜその求人がマッチすると思ったのか」「その求人のどんな部分がお勧めなのか」 を求職者にしっかりと伝えることです。
求職者が提案求人に興味を持たない限り、応募意思獲得には至りません。 また、求人選定におけるミスコミュニケーションがあった場合に、すぐに気づけるようにするためにも、上記を踏まえたコミュニケーションを心がけるとよいでしょう。
求職者の転職希望時期をもとに、選考のスケジュールを逆算し、「いつまでに求人応募をする必要があるか」をすり合わせます。 転職希望時期が決まっていない場合・「いい求人があれば応募したい」など、転職に対する意欲がそれほど高くない場合でも、 目安として、「何日以内に紹介求人を確認してほしいか」「応募可否を教えてほしいか」、 については伝えておくとよいでしょう。
実際、紹介から日にちが経ってしまうと、他候補者により充足・募集終了となるケースもあるため、求職者にとっての機会損失防止にもつながります。
初回に紹介した求人でスムーズに入社が決定すればベストですが、 転職活動はそう簡単ではありません。
提案した求人に応募し、お見送りとなってしまった場合は、 その理由をしっかりと求職者にフィードバックしていくこと、フィードバックの内容を踏まえて改善し、次の応募・選考に活かしていくことが大切です。
求職者にとって、この過程を一人で乗り越えるのはなかなか心が折れるため、 第三者目線で寄り添ってくれるエージェントが必要とされます。
リクサス株式会社では、人材紹介事業向けの管理システム『LaS』 を提供しております。
LaSでは、求職者への求人紹介・応募意思確認の工数を削減できる「求職者マイページ機能」をご用意しています。 求職者が紹介求人を簡単に確認・応募可否を登録できるため、求人紹介後の離脱防止効果も期待できます。 また、その他にも求人検索の際のサポート機能や、求人紹介後の進捗管理など、人材紹介事業に必要な各種機能を兼ね備えております。
・人材紹介会社が作成した、人材紹介事業向けのシステム
現場目線で直感的に使いやすい画面・操作性が特徴です。
また、人材紹介事業経験者が多数在籍しているため、 導入後の運用面についても、自社事業に合わせたカスタマイズの提案や、 実現したい世界観に近づけるための運用提案に自信があります。
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お客様からの改善要望や追加機能のご相談について、 スピーディーに着手が可能です。
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